古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1577番

山川の

読人しらず(よみびとしらず)

山川の岩間を行く水も凍って、ひとり砕けている峰の松風よ。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2山川やまがは山川やまがはやまがわののの初句
  3. 3岩いは岩いはいわ行ゆ行ゆゆくくく水みづ水みづみずももも二句
  4. 4こほりしてこほりしてこおりして三句
  5. 5ひとりひとりひとり碎くだ碎くだくだくるくるくる四句
  6. 6嶺みね嶺みねみねののの松まつ松まつまつ風かぜ風かぜかぜ結句

引用の仕方

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現代語訳

山川の岩間を行く水も凍って、ひとり砕けている峰の松風よ。

意訳

山川の岩間を流れる水も凍って音を立てなくなった。峰の松風だけが、ひとり砕けるように吹いている。

語釈・文法注

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1577番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、289頁(コマ154)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日