古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1236番

戀ひしさに

読人しらず(よみびとしらず)

恋しさに死んでしまう命のことを思い出して、尋ねる人がいたら、もういないと答えてほしい。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1少將滋幹せうしやうしげもと少將滋幹せうしやうしげもとしょうしょうしげもとにつかはしけるにつかはしけるにつかわしける詞書
  2. 2戀こ戀ここひしさにひしさにいしさに初句
  3. 3死し死ししぬるぬるぬる命いのち命いのちいのちををを二句
  4. 4思おも思おもおもひひい出い出いいでてでてでて三句
  5. 5問と問ととふふう人ひと人ひとひとあらばあらばあらば四句
  6. 6なしとなしとなしと答こた答こたこたへよへよえよ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕少将滋幹に贈った歌。

恋しさに死んでしまう命のことを思い出して、尋ねる人がいたら、もういないと答えてほしい。

意訳

あなたを恋しく思うあまりに死んでしまう私のことを、もし思い出して尋ねる人がいたら、もうこの世にいないと答えてください。

語釈・文法注

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1236番
歌体
短歌
状況
詞書「少將滋幹につかはしける」(少将滋幹に贈った歌)。

修辞

字余り
第三句。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、226頁(コマ123)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日