古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1488番

いく千世と

藤原家通(ふじわらのいえみち)

幾千代と限らないあなたの御代ではあるが、なお惜しまれる今朝の曙だ。

作者
左衞門督家通(藤原家通)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2いくいくいく千世ちよ千世ちよちよととと初句
  3. 3かぎらぬかぎらぬかぎらぬ君きみ君きみきみののの二句
  4. 4御代みよ御代みよみよなれどなれどなれど三句
  5. 5なほなほなお惜を惜をおしまるゝしまるゝしまるる四句
  6. 6今朝けさ今朝けさけさののの曙あけぼの曙あけぼのあけぼの結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

幾千代と限らないあなたの御代ではあるが、なお惜しまれる今朝の曙だ。

意訳

斎院の御代は幾千年と限りなく続くでしょうが、それでもなお、今朝の別れの曙は惜しまれます。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原家通(ふじわらのいえみち) 1143–1187
藤原重通の子。権中納言・右衛門督に至った。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1488番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

家通の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、271頁(コマ145)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日