新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1770番
すてやらぬ
捨てきれないわが身がつらい。それでもと思う心に道をまかせて。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕述懐の心を詠みました歌。
捨てきれないわが身がつらい。それでもと思う心に道をまかせて。
意訳
世を捨てきれない自分の身がつらい。それでもいつかはと思う心に、進む道を任せてしまって。
語釈・文法注
- さりともと
- それでも(いつかは)と。
和歌
- 作者
- 藤原公衡(ふじわらのきんひら) 1158–1193
藤原公保の子。左近衛中将に至った。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1770番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「述懷の心をよみ侍りける」(述懐の心を詠みました歌)。
修辞
- 二句切れ
- 二句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
公衡の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、325頁(コマ172)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日