古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 951番

夕日さす

源経信(みなもとのつねのぶ)

夕日の差す浅茅が原を行く旅人は、ああ、どこに宿を借りるのだろう。

作者
大納言經信(源経信)
  1. 1暮望行客ぼばうかうかく暮望行客ぼばうかうかくぼぼうこうかくといへるといへるといえる心こころ心こころこころををを詞書
  2. 2夕ゆふ夕ゆふゆう日ひ日ひひさすさすさす初句
  3. 3淺茅あさぢ淺茅あさぢあさじががが原はら原はらはらののの二句
  4. 4旅たび旅たびたび人びと人びとびとははは三句
  5. 5あはれいづくにあはれいづくにあわれいずくに四句
  6. 6宿やど宿やどやどをををかるらむかるらむかるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕「暮望行客(暮に行客を望む)」という題を。

夕日の差す浅茅が原を行く旅人は、ああ、どこに宿を借りるのだろう。

意訳

夕日の差す浅茅が原を、旅人が歩いていく。ああ、あの人は今夜どこに宿を借りるのだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
源経信(みなもとのつねのぶ) 1016–1097
源道方の子で、源俊頼の父。大納言に至り、大宰権帥として任地で没した。和歌・漢詩・管絃の三つにすぐれ、「三船の才」とたたえられた。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・951番
歌体
短歌
状況
詞書「暮望行客といへる心を」(「暮望行客(暮に行客を望む)」という題を)。

解説

経信の歌。底本は第四句を「あはれいづくに」とするが、「あはれいくよに」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、174頁(コマ97)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日