古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1597番

沖つ風

藤原定頼(ふじわらのさだより)

沖の風が夜半に吹いているらしい。難波潟に、暁にかけて浪が寄せている。

作者
權中納言定賴(藤原定頼)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2沖おき沖おきおきつつつ風かぜ風かぜかぜ初句
  3. 3夜半よは夜半よはよわににに吹ふ吹ふふくらしくらしくらし二句
  4. 4難波なには難波なにはなにわがたがたがた三句
  5. 5曉あかつき曉あかつきあかつきかけてかけてかけて四句
  6. 6浪なみ浪なみなみぞぞぞ寄よ寄よよすなるすなるすなる結句

引用の仕方

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現代語訳

沖の風が夜半に吹いているらしい。難波潟に、暁にかけて浪が寄せている。

意訳

沖の風が夜半に吹いているのだろう。難波潟には、明け方にかけて浪が寄せる音がする。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原定頼(ふじわらのさだより) 995–1045
藤原公任の子。権中納言に至った。書・音楽・和歌にすぐれ、小式部内侍や相模との贈答で知られる。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1597番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

二句切れ
二句切れ。

解説

定頼の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、293頁(コマ156)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日