新古今和歌集 巻第九 離別歌 888番
歸り來む
帰ってくる時を約束しようと思うけれども、老いてしまった身こそ、定めがたいものだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕遠い所へ下った時、師光が餞別の宴をしました時に詠んだ歌。
帰ってくる時を約束しようと思うけれども、老いてしまった身こそ、定めがたいものだ。
意訳
いつ帰るか約束したいと思うけれど、年老いたこの身は、いつまで生きていられるか定めがたい。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 道因法師(どういんほうし) 1090–1182?
俗名は藤原敦頼。出家後も和歌に打ちこみ、九十歳を過ぎても歌合に出詠したという。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第九・離別歌・888番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「遠き所へまかりける時、師光餞し侍りけるによめる」(遠い所へ下った時、師光が餞別の宴をしました時に詠んだ歌)。
修辞
- 字余り
- 第二句。
解説
道因の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、162頁(コマ91)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日