古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1249番

思ひやる

熙子女王(きしじょおう)

思いやる心は空にあるのに、どうして雲の中で逢えないのでしょう。

作者
女御熙子女王(熙子女王)
  1. 1御おほん御おほんおおんかへしかへしかえし詞書
  2. 2思おも思おもおもひやるひやるいやる初句
  3. 3心こころ心こころこころはははそらにそらにそらに二句
  4. 4あるものあるものあるものををを三句
  5. 5などかなどかなどか雲井くもゐ雲井くもゐくもいににに四句
  6. 6あひあひあい見み見みみざるらむざるらむざるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕お返し。

思いやる心は空にあるのに、どうして雲の中で逢えないのでしょう。

意訳

あなたを思う私の心は、上の空になって空にあるのに、どうして同じ雲の中でお逢いできないのでしょう。

語釈・文法注

和歌

作者
熙子女王(きしじょおう) ?–950
保明親王の娘。朱雀天皇の女御。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1249番
歌体
短歌
状況
詞書「御かへし」(お返し)。

解説

熙子女王の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、229頁(コマ124)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日