古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1861番

われ賴む

読人しらず(よみびとしらず)

私を頼む人をむなしくしてしまったら、また雲を分けて天に昇るだけだ。

詞書
(なし)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1われわれわれ賴たの賴たのたのむむむ初句
  2. 2人ひと人ひとひといたづらにいたづらにいたずらに二句
  3. 3なしはてばなしはてばなしはてば三句
  4. 4又また又またまた雲くも雲くもくもわけてわけてわけて四句
  5. 5昇のぼ昇のぼのぼるばかりぞるばかりぞるばかりぞ結句
  6. 6賀茂かも賀茂かもかもののの御歌おほんうた御歌おほんうたおおんうたとなむとなむとなむ左注

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

私を頼む人をむなしくしてしまったら、また雲を分けて天に昇るだけだ。

意訳

私を頼りにする人の願いをむなしくするようなことがあれば、私はまた雲を分けて天に帰るまでだ。

語釈・文法注

いたづらに
むなしく。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1861番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

左注によると、賀茂の神の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、344頁(コマ182)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日