古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1742番

くりかへし

行尊(ぎょうそん)

くり返しわが身の罪を探し求めると、主君もいない世に生き長らえているのだった。

作者
大僧正行尊(行尊)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2くりかへしくりかへしくりかえし初句
  3. 3我わ我わわががが身み身みみのとがのとがのとがををを二句
  4. 4求もと求もともとむればむればむれば三句
  5. 5君きみ君きみきみもなきもなきもなき世よ世よよににに四句
  6. 6めぐるなりけりめぐるなりけりめぐるなりけり結句

引用の仕方

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現代語訳

くり返しわが身の罪を探し求めると、主君もいない世に生き長らえているのだった。

意訳

何度も自分の罪はどこにあるのかと考えると、仕えた君もいない世に、こうして生き長らえていることなのだった。

語釈・文法注

とが
罪。
めぐる
生き長らえる。

和歌

作者
行尊(ぎょうそん) 1055–1135
源基平の子。園城寺の僧で、大峰山などで修行を重ね、のち天台座主・大僧正に至った。修行の旅の歌が多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1742番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

行尊の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、321頁(コマ170)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日