古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 686番

御狩すと

藤原忠通(ふじわらのただみち)

御狩をするというので、鳥立の原を探し求めながら、交野の野辺で今日も一日を過ごした。

作者
法性寺入道前關白太政大臣(藤原忠通)
  1. 1內大臣ないだいじん內大臣ないだいじんないだいじんににに侍はべ侍はべはべりけるりけるりける時とき時ときとき、、、家いへ家いへいえののの歌合うたあはせ歌合うたあはせうたあわせににに詞書
  2. 2御狩みかり御狩みかりみかりすとすとすと初句
  3. 3鳥立とだち鳥立とだちとだちののの原はら原はらはらををを二句
  4. 4あさりつゝあさりつゝあさりつつ三句
  5. 5交野かたの交野かたのかたのののの野邊のべ野邊のべのべににに四句
  6. 6今日けふ今日けふきょうももも暮く暮くくらしつらしつらしつ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕内大臣でした時、家の歌合で詠んだ歌。

御狩をするというので、鳥立の原を探し求めながら、交野の野辺で今日も一日を過ごした。

意訳

御狩をしようと、鳥の集まる原を探し歩いて、交野の野辺で今日も一日を暮らしてしまった。

語釈・文法注

鳥立
狩場で鳥が集まるように作った所。
あさる
探し求める。

和歌

作者
藤原忠通(ふじわらのただみち) 1097–1164
関白藤原忠実の子で、兼実・慈円の父。鳥羽・崇徳・近衛・後白河の四代にわたって摂政・関白を務めた。保元の乱では後白河天皇方についた。書にもすぐれ、法性寺流の祖とされる。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・686番
歌体
短歌
状況
詞書「內大臣に侍りける時、家の歌合に」(内大臣でした時、家の歌合で詠んだ歌)。

解説

忠通の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、120頁(コマ70)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日