古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第四 秋歌上 383番

しきしまや

堀河院(ほりかわいん)

大和の国の高円山の雲間から、光を差し添えている弓張月よ。

作者
堀川院御歌(堀河院)
  1. 1雲間微月うんかんのびげつ雲間微月うんかんのびげつうんかんのびげつといふことといふことということををを詞書
  2. 2しきしまやしきしまやしきしまや初句
  3. 3高圓たかまど高圓たかまどたかまど山やま山やまやまののの二句
  4. 4雲くも雲くもくも間ま間ままよりよりより三句
  5. 5光ひかり光ひかりひかりさしそふさしそふさしそう四句
  6. 6弓張ゆみはり弓張ゆみはりゆみはりののの月つき月つきつき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕「雲間の微月(雲間のかすかな月)」という題で詠んだ歌。

大和の国の高円山の雲間から、光を差し添えている弓張月よ。

意訳

高円山にかかる雲の切れ間から、弓張月がかすかな光を差している。

語釈・文法注

しきしまや
「大和」にかかる枕詞から、大和の国を表す。
弓張の月
上弦・下弦の半月。

和歌

作者
堀河院(ほりかわいん) 1079–1107
第七十三代天皇。白河天皇の皇子。和歌・管絃を好み、その歌壇から『堀河百首』が生まれた。
出典
『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・383番
歌体
短歌
状況
詞書「雲間微月といふことを」(「雲間の微月(雲間のかすかな月)」という題で詠んだ歌)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

堀河院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、67頁(コマ43)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日