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新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1135番

わが戀は

源通具(みなもとのみちとも)

わが恋は、逢うことを最後と頼みにすることさえ、行方も知れない空の浮雲のようだ。

詞書
「百首の歌の中に、戀の心を」(前の歌と同じ詞書)
作者
左衛門督通具(源通具)
  1. 1わがわがわが戀こひ戀こひこいははは初句
  2. 2あふあふあうをををかぎりのかぎりのかぎりの二句
  3. 3たのみだにたのみだにたのみだに三句
  4. 4行方ゆくへ行方ゆくへゆくえももも知し知ししらぬらぬらぬ四句
  5. 5空そら空そらそらののの浮雲うきぐも浮雲うきぐもうきぐも結句

引用の仕方

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現代語訳

わが恋は、逢うことを最後と頼みにすることさえ、行方も知れない空の浮雲のようだ。

意訳

私の恋は、せめて一度でも逢えたらという頼みさえ、空に浮かぶ雲のように行方も知れない。

語釈・文法注

和歌

作者
源通具(みなもとのみちとも) 1171–1227
内大臣源通親の子。大納言に至った。『新古今和歌集』の撰者の一人で、撰者名の筆頭に挙がる。妻は歌人の俊成女。
出典
『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1135番
歌体
短歌
状況
詞書「百首の歌の中に、戀の心を」(百首歌の中で、恋の心を)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

通具の歌。底本は作者名を「左衞門督通具」と刷る。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、206頁(コマ113)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日