新古今和歌集 巻第四 秋歌上 329番
狩衣
狩衣は、自分では摺り染めにしまい。露の多い野原の萩の花にまかせて。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
狩衣は、自分では摺り染めにしまい。露の多い野原の萩の花にまかせて。
意訳
狩衣を自分で摺り染めにすることはしない。露の多い野原を分けて行けば、萩の花が自然に衣を染めてくれるから。
語釈・文法注
- すらじ
- 摺るまい。摺り染めにしまい。
和歌
- 作者
- 源頼政(みなもとのよりまさ) 1104–1180
摂津源氏の武将で、二条院讃岐の父。歌人としても名高く、歌林苑の歌人と交わった。以仁王を奉じて平家打倒の兵を挙げ、宇治で敗れて自害した。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・329番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
頼政の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、58頁(コマ39)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日