古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 902番

朝霧に

読人しらず(よみびとしらず)

朝霧に濡れてしまった衣を乾かさないで、ひとりであなたは山路を越えているのだろうか。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2朝霧あさぎり朝霧あさぎりあさぎりににに初句
  3. 3濡ぬ濡ぬぬれにしれにしれにし衣ころも衣ころもころも二句
  4. 4ほさずしてほさずしてほさずして三句
  5. 5ひとりやひとりやひとりや君きみ君きみきみががが四句
  6. 6山路やまぢ山路やまぢやまじこゆらむこゆらむこゆらむ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

朝霧に濡れてしまった衣を乾かさないで、ひとりであなたは山路を越えているのだろうか。

意訳

朝霧に濡れた衣を乾かすこともできずに、あなたは今ごろひとりで山路を越えているのだろうか。

語釈・文法注

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・902番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

作者未詳。もとは『万葉集』巻第九(1666番)。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、165頁(コマ92)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日