古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1363番

憂きながら

読人しらず(よみびとしらず)

つらいけれど、あの人をとても忘れられないので、一方で恨みながらも、やはり恋しい。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1憂う憂ううきながらきながらきながら初句
  2. 2人ひと人ひとひとをばえしもをばえしもをばえしも二句
  3. 3忘わす忘わすわすれねばれねばれねば三句
  4. 4かつかつかつ恨うら恨うらうらみつゝみつゝみつつ四句
  5. 5猶な猶ななほぞほぞおぞ戀こ戀ここひしきひしきいしき結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

つらいけれど、あの人をとても忘れられないので、一方で恨みながらも、やはり恋しい。

意訳

つらいけれど、あの人をどうしても忘れられない。恨みながらも、やはり恋しくてたまらない。

語釈・文法注

えしも〜ね
とても〜できない。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1363番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

作者未詳。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、248頁(コマ134)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日