古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1203番

今來むと

藤原秀能(ふじわらのひでよし)

すぐ行くと頼みにさせたことを忘れないなら、この夕暮れの月を待っているだろうか。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
藤原秀能
  1. 1今いま今いまいま來こ來ここむとむとむと初句
  2. 2たのめしことたのめしことたのめしことををを二句
  3. 3忘わす忘わすわすれずばれずばれずば三句
  4. 4このこのこの夕暮ゆふぐれ夕暮ゆふぐれゆうぐれののの四句
  5. 5月つき月つきつきややや待ま待ままつらむつらむつらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

すぐ行くと頼みにさせたことを忘れないなら、この夕暮れの月を待っているだろうか。

意訳

すぐに行くよと私が約束したことを忘れていないなら、あの人は今ごろ、この夕暮れの月を眺めて待っているだろうか。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原秀能(ふじわらのひでよし) 1184–1240
後鳥羽院の北面・西面の武士。和歌所の寄人として院に重んじられた。承久の乱で院方として戦い、のち出家して如願と号した。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1203番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

秀能の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、220頁(コマ120)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日