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新古今和歌集 巻第二十 釈教歌 1946番

朝日さす

崇徳院(すとくいん)

朝日のさす峰の続きは芽ぐむけれど、まだ霜が深い、谷の陰の草は。

作者
崇德院御歌(崇徳院)
  1. 1先照高山せんせうかうざん先照高山せんせうかうざんせんしょうこうざん詞書
  2. 2朝あさ朝あさあさ日ひ日ひひさすさすさす初句
  3. 3嶺みね嶺みねみねのつゞきのつゞきのつづきははは二句
  4. 4めぐめどもめぐめどもめぐめども三句
  5. 5まだまだまだ霜しも霜しもしも深ふか深ふかふかししし四句
  6. 6谷たに谷たにたにのかげのかげのかげ草ぐさ草ぐさぐさ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕「先照高山」。

朝日のさす峰の続きは芽ぐむけれど、まだ霜が深い、谷の陰の草は。

意訳

朝日がさす峰の連なりでは草木が芽ぐんでいるが、谷の陰の草にはまだ霜が深く置いている。

語釈・文法注

先照高山
日が出てまず高い山を照らす。『華厳経』の喩え。

和歌

作者
崇徳院(すとくいん) 1119–1164
第七十五代天皇。保元の乱(1156)に敗れて讃岐に配流され、その地で没した。和歌を好み、『久安百首』を詠進させ、六番目の勅撰集『詞花和歌集』の撰集を命じた。
出典
『新古今和歌集』巻第二十・釈教歌・1946番
歌体
短歌
状況
詞書「先照高山」(「先照高山」)。

修辞

四句切れ
四句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

崇徳院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、360頁(コマ190)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日