新古今和歌集 巻第五 秋歌下 549番
身にかへて
わが身に代えても、さあそれでは秋を惜しんでみよう。そうでなくても、もろい露のような命なのだから。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕五十首歌を詠ませました時の歌。
わが身に代えても、さあそれでは秋を惜しんでみよう。そうでなくても、もろい露のような命なのだから。
意訳
もともと露のようにはかない命なのだから、その命に代えてでも、去っていく秋を惜しんでみよう。
語釈・文法注
- 身にかへて
- わが身に代えて。
- いざさは
- さあそれでは。
和歌
- 作者
- 守覚法親王(しゅかくほっしんのう) 1150–1202
後白河天皇の皇子。仁和寺の門跡を務めた。歌人たちに五十首歌を詠ませるなど、歌壇の庇護者として活動した。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・549番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「五十首の歌よませ侍りけるに」(五十首歌を詠ませました時の歌)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
解説
守覚法親王の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、96頁(コマ58)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日