古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 966番

初瀨山

禅性(ぜんしょう)

初瀬山を夕方越えて日が暮れて、宿を尋ねると、三輪の檜原に秋風が吹いている。

作者
禪性法師(禅性)
  1. 1長月ながつき長月ながつきながつきののの頃ころ頃ころころ、、、初瀨はつせ初瀨はつせはつせににに詣まう詣まうもうでけるでけるでける道みち道みちみちにてよみにてよみにてよみ侍はべ侍はべはべりけるりけるりける詞書
  2. 2初瀨はつせ初瀨はつせはつせ山やま山やまやま初句
  3. 3夕ゆふ夕ゆふゆうこえくれてこえくれてこえくれて二句
  4. 4宿やど宿やどやどとととへばへばえば三句
  5. 5三輪みわ三輪みわみわののの檜原ひばら檜原ひばらひばらににに四句
  6. 6秋あき秋あきあき風かぜ風かぜかぜぞふくぞふくぞふく結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕九月ごろ、初瀬に参詣した道中で詠みました歌。

初瀬山を夕方越えて日が暮れて、宿を尋ねると、三輪の檜原に秋風が吹いている。

意訳

夕方に初瀬山を越えて日が暮れてしまった。宿を尋ねようとすると、三輪の檜原に秋風が寂しく吹いている。

語釈・文法注

初瀬山・三輪
大和国の地名。

和歌

作者
禅性(ぜんしょう) 生没年未詳(十二世紀)
平安後期の僧侶歌人。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・966番
歌体
短歌
状況
詞書「長月の頃、初瀨に詣でける道にてよみ侍りける」(九月ごろ、初瀬に参詣した道中で詠みました歌)。

解説

禅性の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、176頁(コマ98)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日