新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 914番
都にて
都で越路の空を眺めながら、雲の彼方と言っていたあたりに、来てしまったことだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
都で越路の空を眺めながら、雲の彼方と言っていたあたりに、来てしまったことだ。
意訳
都にいたころは越路の空を眺めて、雲の彼方の遠い国だと言っていた。そのあたりに、今は来てしまった。
語釈・文法注
- 雲井
- 遠く離れた所。
和歌
- 作者
- 御形宣旨(みあれのせんじ) 生没年未詳(十世紀末)
賀茂斎院に仕えた女房。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・914番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
御形宣旨の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、167頁(コマ93)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日