新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1572番
花すゝき
花薄は秋の末葉になったので、何ということもなく露がこぼれる。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕九月ごろ、薄を崇徳院に差しあげるといって詠んだ歌。
花薄は秋の末葉になったので、何ということもなく露がこぼれる。
意訳
薄の穂も秋の末になって枯れかかると、何ということもなく露がこぼれる。年老いた私の涙のように。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 源行宗(みなもとのゆきむね) 1064–1143
源基平の子。大蔵卿に至った。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1572番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「九月ばかりに、薄を崇德院に奉るとてよめる」(九月ごろ、薄を崇徳院に差しあげるといって詠んだ歌)。
解説
行宗の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、288頁(コマ154)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日