新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1491番
五月雨の
五月雨の空でさえ澄んでいる月の光の中で、涙の雨は晴れる間もない。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕五月雨の空が晴れて、月が明るかった時に。
五月雨の空でさえ澄んでいる月の光の中で、涙の雨は晴れる間もない。
意訳
五月雨の空でさえ晴れて月が澄んでいるのに、私の涙の雨は晴れる間もない。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 赤染衛門(あかぞめえもん) 生没年未詳(十世紀後半〜十一世紀半ば)
赤染時用の娘。大江匡衡の妻。藤原道長の妻倫子と上東門院彰子に仕えた。『栄花物語』正編の作者とされる。中古三十六歌仙の一人。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1491番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「さみだれ空はれて、月あかく侍りけるに」(五月雨の空が晴れて、月が明るかった時に)。
解説
赤染衛門の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、272頁(コマ146)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日