古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1423番

心にも

藤原敦忠(ふじわらのあつただ)

心にも任せられない命で、頼みにさせることもすまい。無常の世なのだから。

作者
權中納言敦忠(藤原敦忠)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2心こころ心こころこころにもにもにも初句
  3. 3まかせざりけるまかせざりけるまかせざりける二句
  4. 4命いのち命いのちいのちもてもてもて三句
  5. 5賴たの賴たのたのめもおかじめもおかじめもおかじ四句
  6. 6常つね常つねつねならぬならぬならぬ世よ世よよををを結句

引用の仕方

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現代語訳

心にも任せられない命で、頼みにさせることもすまい。無常の世なのだから。

意訳

自分の思いどおりにもならない命なのだから、無常の世で、先の約束などするまい。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原敦忠(ふじわらのあつただ) 906–943
藤原時平の子。権中納言に至った。管絃にすぐれた美男子として知られ、三十八歳で没した。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1423番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

四句切れ
四句切れ。
倒置
倒置。

解説

敦忠の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、258頁(コマ139)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日