新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1623番
山里は
山里は世のつらさよりも住みにくい。思いのほかに激しい峰の嵐のために。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕鳥羽で歌合をしました時に、「山家嵐(山家の嵐)」という題を。
山里は世のつらさよりも住みにくい。思いのほかに激しい峰の嵐のために。
意訳
山里は、世の中のつらさよりも住みにくい。思いのほかに激しく吹く峰の嵐のせいで。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 宜秋門院丹後(ぎしゅうもんいんのたんご) 生没年未詳(十二世紀後半〜十三世紀前半)
源頼行の娘。九条兼実の娘で後鳥羽院の中宮となった宜秋門院任子に仕えた女房歌人。「異浦の丹後」と呼ばれた。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1623番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「鳥羽にて歌合し侍りしに、山家嵐といふことを」(鳥羽で歌合をしました時に、「山家嵐(山家の嵐)」という題を)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
丹後の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、298頁(コマ159)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日