古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1448番

紫の

円融院(えんゆういん)

紫の雲でもないのに、春霞のたなびく山のかいとは何だろうか。

作者
圓融院御歌(円融院)
  1. 1御おほん御おほんおおんかへしかへしかえし詞書
  2. 2紫むらさき紫むらさきむらさきののの初句
  3. 3雲くも雲くもくもにもあらでにもあらでにもあらで二句
  4. 4春霞はるがすみ春霞はるがすみはるがすみ三句
  5. 5たなびくたなびくたなびく山やま山やまやまののの四句
  6. 6かひかひかいははは何なに何なになにぞもぞもぞも結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕お返し。

紫の雲でもないのに、春霞のたなびく山のかいとは何だろうか。

意訳

めでたい紫の雲でもないのに、春霞がたなびく山の峡に何のかいがあるというのか。

語釈・文法注

紫の雲
瑞雲。皇后を表す。

和歌

作者
円融院(えんゆういん) 959–991
第六十四代天皇。村上天皇の皇子。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1448番
歌体
短歌
状況
詞書「御かへし」(お返し)。

解説

円融院の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、263頁(コマ141)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日