古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 670番

寂しさを

藤原国房(ふじわらのくにふさ)

寂しさをどうせよというので、岡辺にある楢の葉がしなだれるほど、雪が降るのだろう。

作者
藤原國房(藤原国房)
  1. 1野亭雪やていのゆき野亭雪やていのゆきやていのゆきをををよみよみよみ侍はべ侍はべはべりけるりけるりける詞書
  2. 2寂さび寂さびさびしさしさしさををを初句
  3. 3いかにせよとていかにせよとていかにせよとて二句
  4. 4岡をか岡をかおかべなるべなるべなる三句
  5. 5楢なら楢ならならののの葉は葉ははしだりしだりしだり四句
  6. 6雪ゆき雪ゆきゆきのののふるらむふるらむふるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕「野亭雪(野中の家の雪)」を詠んだ歌。

寂しさをどうせよというので、岡辺にある楢の葉がしなだれるほど、雪が降るのだろう。

意訳

ただでさえ寂しいのに、この寂しさをどうしろというのか。岡の辺の楢の葉がしなだれるほど、雪が降りつもっている。

語釈・文法注

しだり
垂れ下がって。

和歌

作者
藤原国房(ふじわらのくにふさ) 生没年未詳(十一世紀)
藤原定成の子。河内守などを務めた。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・670番
歌体
短歌
状況
詞書「野亭雪をよみ侍りける」(「野亭雪(野中の家の雪)」を詠んだ歌)。

解説

国房の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、117頁(コマ68)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日