新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1598番
すまの浦の
須磨の浦が凪いだ朝は、見渡す限り、霞に紛れる海人の釣舟よ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕春、須磨の方へ出かけて詠んだ歌。
須磨の浦が凪いだ朝は、見渡す限り、霞に紛れる海人の釣舟よ。
意訳
須磨の浦が凪いだ春の朝は、見渡す限り、海人の釣舟が霞に紛れて浮かんでいる。
語釈・文法注
- めもはるに
- 「目も遥に」に「春」を響かせる。
和歌
- 作者
- 藤原孝善(ふじわらのたかよし) 生没年未詳(十一世紀)
平安後期の歌人。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1598番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「春、須磨の方へまかりてよめる」(春、須磨の方へ出かけて詠んだ歌)。
修辞
- 字余り
- 初句。
- 体言止め
- 体言止め。
解説
孝善の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、293頁(コマ156)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日