古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第四 秋歌上 343番

おきて見むと

曽禰好忠(そねのよしただ)

起きて見ようと思っているうちに、しぼんでしまった。露よりもはかない朝顔の花は。

作者
曾禰好忠(曽禰好忠)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2おきておきておきて見み見みみむとむとむと初句
  3. 3思おも思おもおもひしひしいし程ほど程ほどほどににに二句
  4. 4枯か枯かかれにけりれにけりれにけり三句
  5. 5露つゆ露つゆつゆよりけなるよりけなるよりけなる四句
  6. 6朝あさ朝あさあさ顏がほ顏がほがおののの花はな花はなはな結句

引用の仕方

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現代語訳

起きて見ようと思っているうちに、しぼんでしまった。露よりもはかない朝顔の花は。

意訳

朝起きたら見ようと思っていたのに、もうしぼんでしまっていた。朝顔の花は、すぐに消える露よりもはかない。

語釈・文法注

けなる
まさっている。ここでは、はかなさがまさる。

和歌

作者
曽禰好忠(そねのよしただ) 生没年未詳(十世紀後半)
丹後掾を務めたことから曽丹と呼ばれた。古語や俗語を交えた斬新な歌風で、当時は異端視されたが、新古今時代に高く評価された。百首歌・毎月集の形式を試みた。
出典
『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・343番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

好忠の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、61頁(コマ40)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日