新古今和歌集 巻第六 冬歌 575番
木がらしの
木枯らしの音に紛れて、時雨の音を聞き分けられずに、紅葉に濡れる袂だと思って見る。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
木枯らしの音に紛れて、時雨の音を聞き分けられずに、紅葉に濡れる袂だと思って見る。
意訳
木枯らしの音に紛れて時雨の音が聞き分けられない。袂が濡れているのは、紅葉が降りかかったせいだと思ってしまう。
語釈・文法注
- 聞きわかで
- 聞き分けられずに。
和歌
- 作者
- 具平親王(ともひらしんのう) 964–1009
村上天皇の皇子。中務卿を務めた。博学で詩歌にすぐれ、後中書王と呼ばれた。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第六・冬歌・575番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
具平親王の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、101頁(コマ60)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日