古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第五 秋歌下 447番

寢覺して

源道済(みなもとのみちなり)

目を覚ましてからずいぶん時がたった。秋の夜は、もう明けてしまったのだろうか。鹿が鳴いているようだ。

作者
源道濟(源道済)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2寢覺ねざめ寢覺ねざめねざめしてしてして初句
  3. 3久ひさ久ひさひさしくなりぬしくなりぬしくなりぬ二句
  4. 4秋あき秋あきあきののの夜よ夜よよははは三句
  5. 5明あ明ああけやしぬらむけやしぬらむけやしぬらむ四句
  6. 6鹿しか鹿しかしかぞなくなるぞなくなるぞなくなる結句

引用の仕方

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現代語訳

目を覚ましてからずいぶん時がたった。秋の夜は、もう明けてしまったのだろうか。鹿が鳴いているようだ。

意訳

夜中に目覚めてから長い時間がたった。鹿の鳴く声が聞こえるので、もう夜が明けたのだろうかと思う。

語釈・文法注

明けやしぬらむ
明けてしまったのだろうか。

和歌

作者
源道済(みなもとのみちなり) ?–1019
源方国の子。筑前守などを務め、大宰少弐として任地で没した。漢詩文にもすぐれた。中古三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・447番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

二句切れ
二句切れ。

解説

道済の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、79頁(コマ49)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日