古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1473番

さくらあさの

源俊頼(みなもとのとしより)

おうの浦の浪が寄せ返すように、繰り返し見ても飽きない、山梨の花よ。

作者
俊賴朝臣(源俊頼)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2さくらあさのさくらあさのさくらあさの初句
  3. 3ををおふのふのうの浦波うらなみ浦波うらなみうらなみ二句
  4. 4立た立たたちかへりちかへりちかえり三句
  5. 5見み見みみれどもあかずれどもあかずれどもあかず四句
  6. 6山やま山やまやま梨なし梨なしなしののの花はな花はなはな結句

引用の仕方

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現代語訳

おうの浦の浪が寄せ返すように、繰り返し見ても飽きない、山梨の花よ。

意訳

おうの浦の浪が何度も寄せ返すように、繰り返し見ても見飽きない、山梨の花よ。

語釈・文法注

さくらあさの
「麻生(をふ)」の枕詞。
をふの浦
伊勢国の歌枕。

和歌

作者
源俊頼(みなもとのとしより) 1055?–1129?
大納言源経信の子。白河院の命で五番目の勅撰集『金葉和歌集』を撰んだ。新しい題材や言葉を大胆に取り入れた歌風で、歌論書『俊頼髄脳』を著した。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1473番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

枕詞
「さくらあさの」。
序詞
「さくらあさのをふの浦波」が「立ちかへり」を導く。
体言止め
体言止め。

解説

俊頼の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、268頁(コマ144)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日