古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第九 離別歌 875番

とゞまらむ

藤原実方(ふじわらのさねかた)

とどまることは心にかなうけれども、どうしたらよいだろう、秋が誘うのを。

作者
藤原實方朝臣(藤原実方)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2とゞまらむとゞまらむとどまらむ初句
  3. 3ことことことははは心こころ心こころこころににに二句
  4. 4かなへどもかなへどもかなえども三句
  5. 5いかにかせましいかにかせましいかにかせまし四句
  6. 6秋あき秋あきあきののの誘さそ誘さそさそふふうををを結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

とどまることは心にかなうけれども、どうしたらよいだろう、秋が誘うのを。

意訳

都にとどまりたいのは私の心にかなうことです。けれども、秋がしきりに旅へと誘うのを、どうしたらよいでしょう。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原実方(ふじわらのさねかた) ?–998
藤原定時の子。左近中将に至ったが、陸奥守として任地に下り、そこで没した。清少納言と親しかった。中古三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第九・離別歌・875番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

倒置
倒置。

解説

実方の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、159〜160頁(コマ89)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日