古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1288番

尋ねても

源通光(みなもとのみちてる)

尋ねてみても、袖にかけるべき方法もない。深い蓬の露のかこつけを。

作者
左衞門督通光(源通光)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2尋たづ尋たづたずねてもねてもねても初句
  3. 3袖そで袖そでそでにかくべきにかくべきにかくべき二句
  4. 4かたぞなきかたぞなきかたぞなき三句
  5. 5深ふか深ふかふかききき蓬よもぎ蓬よもぎよもぎののの四句
  6. 6露つゆ露つゆつゆのかごとのかごとのかごとををを結句

引用の仕方

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現代語訳

尋ねてみても、袖にかけるべき方法もない。深い蓬の露のかこつけを。

意訳

あの人の訪れもない深い蓬の宿で、袖が濡れるのを露のせいにしようとしても、そのかこつけを袖にかける方法もない。

語釈・文法注

かごと
かこつけ。

和歌

作者
源通光(みなもとのみちてる) 1187–1248
内大臣源通親の子で、通具の弟。太政大臣に至った。後鳥羽院の歌壇で活躍し、千五百番歌合などに出詠した。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1288番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
倒置
倒置。

解説

通光の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、235頁(コマ127)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日