古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1595番

春の日の

恵慶法師(えぎょうほうし)

春の日の長柄の浜に舟をとめて、どれが橋かと尋ねても答えない。

詞書
「長柄の橋をよめる」(前の歌と同じ詞書)
作者
惠慶法師(恵慶法師)
  1. 1春はる春はるはるののの日ひ日ひひののの初句
  2. 2ながらのながらのながらの濱はま濱はまはまににに二句
  3. 3船ふね船ふねふね留と留ととめてめてめて三句
  4. 4いづれかいづれかいずれか橋はし橋はしはしととと四句
  5. 5問と問ととへどへどえど答こた答こたこたへずへずえず結句

引用の仕方

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現代語訳

春の日の長柄の浜に舟をとめて、どれが橋かと尋ねても答えない。

意訳

春の日の長柄の浜に舟をとめて、長柄の橋はどれかと尋ねたが、誰も答えてくれない。

語釈・文法注

和歌

作者
恵慶法師(えぎょうほうし) 生没年未詳(十世紀後半)
播磨の国分寺の講師を務めた僧。河原院の安法法師のもとに集まった歌人たちと交わった。中古三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1595番
歌体
短歌
状況
詞書「長柄の橋をよめる」(長柄の橋を詠んだ歌)。

解説

恵慶の歌。底本は結句を「問へど答へず」とするが、「問へど答へぬ」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、293頁(コマ156)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日