古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1477番

折にあへば

藤原忠良(ふじわらのただよし)

時節に合えば、これもさすがにしみじみとする。田の蛙の夕暮れの声は。

作者
前大納言忠良(藤原忠良)
  1. 1百首ひやくしゆ百首ひやくしゆひゃくしゅののの歌うた歌うたうた奉たてまつ奉たてまつたてまつりしりしりし時とき時ときとき詞書
  2. 2折をり折をりおりにあへばにあへばにあえば初句
  3. 3これもさすがにこれもさすがにこれもさすがに二句
  4. 4哀あは哀あはあわれなりれなりれなり三句
  5. 5小田をだ小田をだおだののの蛙かはづ蛙かはづかわずののの四句
  6. 6夕暮ゆふぐれ夕暮ゆふぐれゆうぐれのこゑのこゑのこえ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕百首歌を献上した時の歌。

時節に合えば、これもさすがにしみじみとする。田の蛙の夕暮れの声は。

意訳

時節に合うと、こんなものでもさすがにしみじみと感じられる。夕暮れに聞く田の蛙の声も。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原忠良(ふじわらのただよし) 1164–1225
藤原基実の子。大納言に至った。後鳥羽院の歌壇で千五百番歌合などに出詠した。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1477番
歌体
短歌
状況
詞書「百首の歌奉りし時」(百首歌を献上した時の歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
倒置
倒置。
体言止め
体言止め。

解説

忠良の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、269頁(コマ144)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日