古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第三 夏歌 244番

郭公

読人しらず(よみびとしらず)

ほととぎすが花橘の香りをたずねて鳴くのは、昔の人が恋しいからだろうか。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1郭公ほととぎす郭公ほととぎすほととぎす初句
  2. 2花はな花はなはなたちばなのたちばなのたちばなの二句
  3. 3香か香かかをををとめてとめてとめて三句
  4. 4なくはなくはなくは昔むかし昔むかしむかしののの四句
  5. 5人ひと人ひとひとややや戀こひ戀こひこいしきしきしき結句

引用の仕方

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現代語訳

ほととぎすが花橘の香りをたずねて鳴くのは、昔の人が恋しいからだろうか。

意訳

ほととぎすは花橘の香りをたずねて来て鳴く。橘の香りは昔の人を思い出させるものだから、ほととぎすも昔の人を恋しがっているのだろうか。

語釈・文法注

香をとめて
香りをたずね求めて。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第三・夏歌・244番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

作者の名の伝わらない歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、43頁(コマ31)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日