新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1358番
思ほえず
思いがけず袖に港のように浪が騒ぐことだ。唐船が寄ったぐらいで。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
思いがけず袖に港のように浪が騒ぐことだ。唐船が寄ったぐらいで。
意訳
唐船が寄ったぐらいのちょっとしたことで、思いがけず袖に港の浪が騒ぐように、涙があふれてしまった。
語釈・文法注
- もろこし舟
- 唐船。
和歌
- 作者
- 読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1358番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
作者未詳。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、248頁(コマ134)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日