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新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1095番

かぎりあれば

源通光(みなもとのみちてる)

限りがあるので、信夫の山の麓にも、落葉の上に露が色づく。

作者
左衞門督通光(源通光)
  1. 1千五百番せんごひやくばん千五百番せんごひやくばんせんごひゃくばん歌合うたあはせ歌合うたあはせうたあわせににに詞書
  2. 2かぎりあればかぎりあればかぎりあれば初句
  3. 3しのぶのしのぶのしのぶの山やま山やまやまののの二句
  4. 4麓ふもと麓ふもとふもとにもにもにも三句
  5. 5落おち落おちおち葉ば葉ばばががが上うへ上うへうえににに四句
  6. 6露つゆ露つゆつゆぞぞぞ色いろ色いろいろづくづくづく結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕千五百番歌合で詠んだ歌。

限りがあるので、信夫の山の麓にも、落葉の上に露が色づく。

意訳

忍ぶことにも限りがある。信夫の山の麓でも、落葉の上の露が紅く色づいている。私の涙も紅に染まって、思いが表に出てしまう。

語釈・文法注

和歌

作者
源通光(みなもとのみちてる) 1187–1248
内大臣源通親の子で、通具の弟。太政大臣に至った。後鳥羽院の歌壇で活躍し、千五百番歌合などに出詠した。
出典
『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1095番
歌体
短歌
状況
詞書「千五百番歌合に」(千五百番歌合で詠んだ歌)。

解説

通光の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、199頁(コマ109)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日