新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1874番
神風や
五十鈴川の波が数知れないように、数知れず澄むはずの御代に、また帰って来よう。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕返歌。
五十鈴川の波が数知れないように、数知れず澄むはずの御代に、また帰って来よう。
意訳
五十鈴川の波が数知れず寄せるように、いつまでも澄みわたる御代に、私もまたここへ帰って来ましょう。
語釈・文法注
- すむ
- 「澄む」と「住む」を掛ける。
和歌
- 作者
- 藤原公継(ふじわらのきんつぐ) 1175–1227
藤原実定の子。左大臣に至った。徳大寺家を継いだ。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1874番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「かへし」(返歌)。
修辞
- 掛詞
- 「すむ」。
- 枕詞
- 「神風や」。
解説
公継の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、346頁(コマ183)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日