古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第三 夏歌 249番

庭の面は

白河院(しらかわいん)

庭の面は、月の光も漏れてこないほどになったことだ。梢に夏の木陰が茂って。

作者
白河院御製(白河院)
  1. 1題だい題だいだいしらすしらすしらす詞書
  2. 2庭には庭にはにわののの面おも面おもおもははは初句
  3. 3月つき月つきつきもらぬまでもらぬまでもらぬまで二句
  4. 4なりにけりなりにけりなりにけり三句
  5. 5梢こずゑ梢こずゑこずえににに夏なつ夏なつなつののの四句
  6. 6蔭かげ蔭かげかげ茂しげ茂しげしげりつゝりつゝりつつ結句

引用の仕方

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現代語訳

庭の面は、月の光も漏れてこないほどになったことだ。梢に夏の木陰が茂って。

意訳

夏になって木々の梢がすっかり茂り、庭には月の光も漏れてこないほど暗い木陰ができた。

語釈・文法注

庭の面
庭の表面。

和歌

作者
白河院(しらかわいん) 1053–1129
第七十二代天皇。譲位後に院政を始めた。和歌を好み、源俊頼に『金葉和歌集』の撰集を命じ、藤原通俊に『後拾遺和歌集』を撰ばせた。
出典
『新古今和歌集』巻第三・夏歌・249番
歌体
短歌
状況
詞書「題しらす」。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

白河院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、44頁(コマ32)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日