古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1514番

都にも

藤原長能(ふじわらのながとう)

都でも人が待っているだろうか。石山の峰に残っている秋の夜の月を。

作者
藤原長能
  1. 1石山いしやま石山いしやまいしやまににに詣まう詣まうもうででで侍はべ侍はべはべりてりてりて月つき月つきつきををを見み見みみてよめるてよめるてよめる詞書
  2. 2都みやこ都みやこみやこにもにもにも初句
  3. 3人ひと人ひとひとややや待ま待ままつらむつらむつらむ二句
  4. 4石山いしやま石山いしやまいしやまののの三句
  5. 5峯みね峯みねみねににに殘のこ殘のこのこれるれるれる四句
  6. 6秋あき秋あきあきののの夜よ夜よよののの月つき月つきつき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕石山寺に参詣して月を見て詠んだ歌。

都でも人が待っているだろうか。石山の峰に残っている秋の夜の月を。

意訳

石山の峰に残っている秋の夜の月。都でも誰かがこの月を見て、私の帰りを待っているだろうか。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原長能(ふじわらのながとう) 949?–1009?
藤原倫寧の子で、右大将道綱母の弟。花山院の歌壇で活躍した。能因法師の歌の師とされる。中古三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1514番
歌体
短歌
状況
詞書「石山に詣で侍りて月を見てよめる」(石山寺に参詣して月を見て詠んだ歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

長能の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、277頁(コマ148)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日