古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1187番

誰行きて

賀茂成助(かものなりすけ)

誰が行って、あなたに告げただろうか。道芝の露と一緒に私が消えてしまったならば。

作者
賀茂成助
  1. 1女をんな女をんなおんなののの許もと許もともとにまかりてにまかりてにまかりて、、、心地ここち心地ここちここち例れい例れいれいならすならすならす侍はべ侍はべはべりければりければりければ、、、歸かへ歸かへかえりてつかはしけるりてつかはしけるりてつかわしける詞書
  2. 2誰たれ誰たれたれ行ゆ行ゆゆきてきてきて初句
  3. 3君きみ君きみきみににに告つ告つつげましげましげまし二句
  4. 4道芝みちしば道芝みちしばみちしばののの三句
  5. 5露つゆ露つゆつゆもろともにもろともにもろともに四句
  6. 6消き消ききえなましかばえなましかばえなましかば結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

〔詞書〕女のもとに行って、気分がすぐれませんでしたので、帰って贈った歌。

誰が行って、あなたに告げただろうか。道芝の露と一緒に私が消えてしまったならば。

意訳

もし私が帰り道で道芝の露と一緒に消えてしまっていたら、誰があなたにそれを知らせただろうか。

語釈・文法注

まし〜ましかば
反実仮想。

和歌

作者
賀茂成助(かものなりすけ) 1034–1082
賀茂社の神主。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1187番
歌体
短歌
状況
詞書「女の許にまかりて、心地例ならす侍りければ、歸りてつかはしける」(女のもとに行って、気分がすぐれませんでしたので、帰って贈った歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
倒置
倒置。

解説

成助の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、217頁(コマ118)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日