新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1187番
誰行きて
誰が行って、あなたに告げただろうか。道芝の露と一緒に私が消えてしまったならば。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕女のもとに行って、気分がすぐれませんでしたので、帰って贈った歌。
誰が行って、あなたに告げただろうか。道芝の露と一緒に私が消えてしまったならば。
意訳
もし私が帰り道で道芝の露と一緒に消えてしまっていたら、誰があなたにそれを知らせただろうか。
語釈・文法注
- まし〜ましかば
- 反実仮想。
和歌
- 作者
- 賀茂成助(かものなりすけ) 1034–1082
賀茂社の神主。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1187番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「女の許にまかりて、心地例ならす侍りければ、歸りてつかはしける」(女のもとに行って、気分がすぐれませんでしたので、帰って贈った歌)。
修辞
- 二句切れ
- 二句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
成助の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、217頁(コマ118)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日