新古今和歌集 巻第五 秋歌下 451番
立田山
竜田山の梢がまばらになっていくにつれて、深く散り敷いた落ち葉を踏んで鹿がそよそよと音を立てているようだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
竜田山の梢がまばらになっていくにつれて、深く散り敷いた落ち葉を踏んで鹿がそよそよと音を立てているようだ。
意訳
竜田山の木の葉が散って梢がまばらになり、地面には落ち葉が深く積もった。その上を鹿が歩く音が聞こえる。
語釈・文法注
- そよぐなる
- そよそよと音を立てるようだ。
和歌
- 作者
- 俊恵法師(しゅんえほうし) 1113–?
源俊頼の子。東大寺の僧。京都白川の自坊を「歌林苑」と名づけ、身分を問わず歌人を集めて歌会を開いた。鴨長明の和歌の師。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・451番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
解説
俊恵の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、79頁(コマ49)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日