新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1192番
これもまた
これもまた長い別れになるのだろうか。暮れを待てるほどの命ではないけれど。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
これもまた長い別れになるのだろうか。暮れを待てるほどの命ではないけれど。
意訳
今朝のこの別れも、永遠の別れになってしまうのだろうか。夕暮れの逢瀬まで生きていられる命ではないのだから。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 藤原知家(ふじわらのともいえ) 1182–1258
藤原顕家の子。正三位に至った。定家に師事したが、のち反御子左家の立場をとった。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1192番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
解説
知家の歌。底本は結句を「命ならねど」とするが、「命ならねば」とする本もある。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、218頁(コマ119)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日