古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1763番

君が代に

藤原雅経(飛鳥井雅経)(ふじわらのまさつね)

わが君の御代に出会えるだけの道はあるけれど、わが身は頼みにしない。行く末の空を。

詞書
「和歌所にて、述懷の心を」(前の歌と同じ詞書)
作者
雅經(藤原雅経(飛鳥井雅経))
  1. 1君きみ君きみきみががが代よ代よよににに初句
  2. 2あへるばかりのあへるばかりのあえるばかりの二句
  3. 3道みち道みちみちはははあれどあれどあれど三句
  4. 4身み身みみをばたのまずをばたのまずをばたのまず四句
  5. 5行末ゆくすゑ行末ゆくすゑゆくすえののの空そら空そらそら結句

引用の仕方

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現代語訳

わが君の御代に出会えるだけの道はあるけれど、わが身は頼みにしない。行く末の空を。

意訳

この御代に巡り合えた幸運はあるけれど、行く末の空を思うと、わが身を頼みにはできない。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原雅経(飛鳥井雅経)(ふじわらのまさつね) 1170–1221
藤原頼経の子。『新古今和歌集』の撰者の一人。蹴鞠の名手で、和歌と蹴鞠の家である飛鳥井家の祖となった。鎌倉に下って源実朝とも交わった。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1763番
歌体
短歌
状況
詞書「和歌所にて、述懷の心を」(和歌所で、述懐の心を)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

雅経の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、324頁(コマ172)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日