古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 906番

白雲の

壬生忠岑(みぶのただみね)

白雲がたなびきわたる山の懸け橋を、今日越えることになるのだろうか。

作者
壬生忠岑
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2白雲しらくも白雲しらくもしらくもののの初句
  3. 3たなびきわたるたなびきわたるたなびきわたる二句
  4. 4足曳あしびき足曳あしびきあしびきののの三句
  5. 5山やま山やまやまのかけはしのかけはしのかけはし四句
  6. 6今日けふ今日けふきょうやこえなむやこえなむやこえなむ結句

引用の仕方

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現代語訳

白雲がたなびきわたる山の懸け橋を、今日越えることになるのだろうか。

意訳

白雲が一面にたなびいている山の懸け橋を、今日こそ越えて行くことになるのだろうか。

語釈・文法注

かけはし
崖に沿って板を渡した道。

和歌

作者
壬生忠岑(みぶのただみね) 生没年未詳(九世紀後半〜十世紀前半)
『古今和歌集』の撰者の一人。右衛門府生など下級の武官を務めた。歌論書『和歌体十種(忠岑十体)』の作者とされる。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・906番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

枕詞
「足曳の」。

解説

忠岑の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、166頁(コマ93)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日