古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第四 秋歌上 347番

小倉山

読人しらず(よみびとしらず)

小倉山の麓の野辺の花薄が、ほのかに見える秋の夕暮れよ。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1小倉山をぐらやま小倉山をぐらやまおぐらやま初句
  2. 2麓ふもと麓ふもとふもとののの野邊のべ野邊のべのべののの二句
  3. 3花薄はなすすき花薄はなすすきはなすすき三句
  4. 4ほのかにほのかにほのかに見み見みみゆるゆるゆる四句
  5. 5秋あき秋あきあきののの夕暮ゆふぐれ夕暮ゆふぐれゆうぐれ結句

引用の仕方

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現代語訳

小倉山の麓の野辺の花薄が、ほのかに見える秋の夕暮れよ。

意訳

小倉山の麓の野辺に、花薄が夕闇の中でほのかに見えている。暮れていく秋の夕べの静かな景色。

語釈・文法注

小倉山
山城国(京都市右京区)の山。「小暗し」を響かせる。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・347番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

体言止め
体言止め。

解説

作者の名の伝わらない歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、61頁(コマ40)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日