古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1537番

ながめして

覚性法親王(かくしょうほっしんのう)

もの思いに眺めて過ぎ去ったことを思う間に、峰から峰へと月は移ってしまった。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
入道親王覺性(覚性法親王)
  1. 1ながめしてながめしてながめして初句
  2. 2過す過すすぎにしぎにしぎにし方かた方かたかたををを二句
  3. 3思おも思おもおもふまにふまにうまに三句
  4. 4峯みね峯みねみねよりみねによりみねによりみねに四句
  5. 5月つき月つきつきははは移うつ移うつうつりぬりぬりぬ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

もの思いに眺めて過ぎ去ったことを思う間に、峰から峰へと月は移ってしまった。

意訳

月を眺めて過ぎ去った昔を思っているうちに、月は峰から峰へと移っていった。

語釈・文法注

和歌

作者
覚性法親王(かくしょうほっしんのう) 1129–1169
鳥羽天皇の皇子。仁和寺の門跡を務めた。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1537番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

覚性法親王の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、281頁(コマ150)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日