古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第二 春歌下 148番

故鄕の

源経信(みなもとのつねのぶ)

古い里の花の盛りは過ぎてしまったけれど、その面影が去らずに残っている春の空であることよ。

作者
大納言經信(源経信)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2故鄕ふるさと故鄕ふるさとふるさとののの初句
  3. 3花はな花はなはなのさかりのさかりのさかりははは二句
  4. 4過す過すすぎぬれどぎぬれどぎぬれど三句
  5. 5面影おもかげ面影おもかげおもかげさらぬさらぬさらぬ四句
  6. 6春はる春はるはるののの空そら空そらそらかなかなかな結句

引用の仕方

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現代語訳

古い里の花の盛りは過ぎてしまったけれど、その面影が去らずに残っている春の空であることよ。

意訳

古い里の花の盛りは過ぎてしまった。それでも、春の空を見上げると、咲き誇っていた花の面影が目に浮かんで離れない。

語釈・文法注

面影さらぬ
面影が消えない。

和歌

作者
源経信(みなもとのつねのぶ) 1016–1097
源道方の子で、源俊頼の父。大納言に至り、大宰権帥として任地で没した。和歌・漢詩・管絃の三つにすぐれ、「三船の才」とたたえられた。
出典
『新古今和歌集』巻第二・春歌下・148番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

経信の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、26頁(コマ23)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日